年明けの第1日曜日には、新春報恩会が厳修されます。住職に1年の指針となるご法話を頂き、それを受け目標を立て、新年を出発する場となっています。
この模様は、各寺務所に同時配信され、合同で参詣します。
『1年の計は元旦にあり』と言いますが、海命寺信徒は毎年1月上旬に行われる写経会で、1年の抱負を明確にして成就させるため、写経会を行います。
参加者全員で読経した後、心静かに般若心経を写経します。
仏教の始祖であるお釈迦様のご生誕を祝う日として、毎年4月上旬に行われる仏生会。花まつりとも言われ、花御堂(はなみどう)を設置し、香水に見立てた甘茶を誕生仏に掛けてお祝いします。
お釈迦様は生まれてすぐに7歩歩いて、右手で天を・左手で地を指して、『天上天下唯我独尊』と唱え、生きとし生けるものは全てお釈迦様の誕生を祝福したと伝えられています。
真身舎利(しんじんしゃり)とは、お釈迦様の御遺骨を意味します。その御遺骨が納められた塔が、真身舎利塔です。海命寺の真身舎利は、ミャンマーのテタム タイ テト寺院に納められていた、由緒のはっきりしたものです。
海命寺では、年に1度初夏にご開帳祭が厳修され、間近で拝顔(はいがん)することが出来ます。
お彼岸は、日本独自の文化です。海命寺では、毎年9月中旬に秋の彼岸会を厳修します。お彼岸は中日をはさみ7日間、ご先祖の供養と共に、自らが此岸(今生)から彼岸(霊界)に渡るための修行の期間とされています。
彼岸会は、海命寺信徒のみならず、どなたでも参詣することが出来ます。
海命寺 東京寺務所
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